私の都合は存在しない
私の都合は存在しない
東京の交際クラブで愛人候補を探している時に出会った女の子のお話です。
その子は特に容姿が気に入った訳でもなく、あまり期待はしていませんでした。
食事をしながら、いろんな事を話しあっていたら性格が良さそうで、可愛げがある子だなと感じていました。
その子に決めたのは食後の一言でした。
貴方に対して、私の都合は存在しません、と言われた時は驚きました。
当日の午前中以外なら、有休を取れるので、時間は貴方の自由に決めてください。
私は合わせます。
忙しい貴方の都合に合わせるのは、当たり前だと思います。
一人暮らしで彼も居ないので、いつでも時間を作れます。
驚きました、若い女の子がここまで覚悟を決めているのかと。
こんな事を言う女の子は初めてですから、嬉しかったです。
口だけではなく、その後もとても良い女の子で、気が効くし、私の好みの女を演じてくれるので、今では可愛くて仕方ありません。
彼女なりにいろいろ予定があったはずです。
合わせるのは大変だろうと思いますが、こんなに私の都合を優先してくれると、とても助かります。
何しろ自分の予定が決まれば、ホテルの予約も、レストランの予約も直ぐに出来ます。
私はせっかちなので、予定が直ぐに完結するのは、とても良い気分です。
良い子なので、なるべく早めに予定を入れますが、当日急に時間が出来る事もあり、そんな時でも対応してくれるのは本当にありがたい存在です。
この子に色々してあげても何とも思いません、いつも気分良く過ごさせてくれます。
愛人は可愛がって貰ってなんぼです
見た目も大事ですが、他に愛人を作ってたまに目の保養をすれば済みます。
愛人は体だけという方も多いでしょうが、私は性格が良ければ他の事も良く思えてくると思います。
周りの人に聞いてみたけど、こんな対応をしてくれる女の子は一人もいないので、私は運が良かったと思います。
どこかへ、居なくなっては困ります。
性格が可愛いと、他の事も皆よく思えてくる。
いつの間にか、一番大事な存在になりました。
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